三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品10数億円相当が盗み取られていた事件で、警視庁は46歳の元行員が貸金庫の中から金塊およそ20キロ、2億6000万円相当を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕状を取りました。

盗んだ金塊を質店などに持ち込んで現金に換え、投資に回していたとみて詳しい経緯を調べることにしています。

窃盗の疑いで逮捕状が出ているのは三菱UFJ銀行の元支店長代理の46歳の元行員です。

警視庁によりますと、元行員は練馬支店に勤務していた当時、支店の貸金庫をスペアキーを使って無断で開け、中にあった顧客の所有物の金塊およそ20キロ、2億6000万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

警視庁は盗んだ金塊を質店などに持ち込んで現金に換え、投資に回していたとみて捜査しています。

三菱UFJ銀行は元行員が練馬支店と玉川支店に勤務していた当時、貸金庫から十数億円にのぼる金品を盗んでいたことが明らかになったとして、先月、半沢淳一 頭取らが会見を開き、貸金庫の鍵の管理体制に不備があったことを認めて陳謝しています。

NHK

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250114/k10014693351000.html