アオジタトカゲを日本がメディアに取り上げたのは80年代である
ツチノコらしい生き物、或いはこれをツチノコと見間違えたのではとテレビは午後の主婦向けワイドショーで取り上げた
しかし手足がありそれで移動する生き物には違いないし、何より日本に自然繁殖した外来種でも無いのである
こうしたイッチのような故意に誤解を植え付けようとする者は昔から度々現れている

ツチノコは太古から存在が知られている
決して本邦でも新しいものではない
海外も韓国、中国、ロシアから欧州はアルプス山脈周辺諸国にまで知られている動物である
ただその形状は目撃者の話によればまちまちであり、棲家も岩穴だったり湿地帯だったりとまちまちである

（出典 i.imgur.com）

よく獲物を飲み込んで腹を膨らませた蛇だと主張するものがいる
しかし圧倒的に話が食い違うのが、飛び跳ねる、尻尾側を支点にしてトンボ返りで回転するように速いスピードで行き過ぎる
など獲物を飲み込んだ蛇には不可能な動きをすると言われる

日本民俗学会の創始者である柳田國男もこの蛇の話を蒐集したが、結論はこの蛇は実在しないと結論付けた
しかし各地の民俗学の有志たちは折に触れこの蛇の話を聞き、実在するのではと発信したが、柳田國男が否定したものは
絶対という風潮があり、民俗学の分野でも否定的である
しかしある重鎮は、傾斜地でもない土地で榾がいきなり飛んできたら私見を引っ込めるべきだと提言している

個人的に国会図書館や都立中央図書館で地方の古い民俗誌を閲覧請求して読み漁ったら、ツチノコに関する話が散見される
特に名前が地方によりまちまちで、恐らくツチノコ蛇の地方名は100近くあるのではと推測する
確認できたのでも80を超える

手足に関してはツチノコは大体の目撃例では無いものだが、前肢後肢があるもの、前肢だけ二本あるといった話もあり
北海道の日高地方のホヤウに関しては背中に羽のあるもの、無いものがいるなど俄に信じがたい話もある