「いつからだろう、クワガタを触れない私がいた」
本来和歌山県内には生息していないはずのオオクワガタの捕獲が相次いでいる。昆虫に詳しい県立自然博物館(海南市)の松野茂富学芸員は「家でオオクワガタを飼っている人は外へ逃がさないように気を付けて」と呼び掛けている。
北海道―九州に分布するオオクワガタは雄が体長約7センチ、雌が約4センチと国内最大級のクワガタ。乱獲や森林伐採などで、野生個体は減っており、環境省のレッドリストで絶滅危惧2類、大阪府、奈良県、三重県ではレッドデータブックで絶滅危惧2類に分類されているが、県内では確認されていないことになっている。
松野学芸員によると、近年、県内各地でオオクワガタの捕獲や死骸発見の報告があるという。過去に確認されていなかったクワガタが、自然に増えている可能性は極めて低いことから、自宅で飼っていたものが逃げたり、自宅で繁殖させていた人が外へ逃がしたりした可能性が高いという。
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2021年6月29日 14時30分