【ロンドン=深沢亮爾】英国防省は9日、ロシアがウクライナで高い殺傷能力を持つ燃料気化爆弾を使用したことを認めたと発表した。気化爆弾は、液体燃料を気化させて周囲の酸素を巻き込んで高温爆発を起こすもので、民間人が被害を受ける可能性のある状況での使用が規制されている。
同省によると、露軍が実戦投入したのは、気化爆弾を弾頭に搭載したロケット弾を地上から一斉発射できる「TOS―1A」。英メディアによると、同省の発表に先立ち、ロシアの軍系テレビ局が実戦投入の事実を報じた。同様の兵器は、旧ソ連が侵攻したアフガニスタンなどでも使用された。
2022年03月10日 20時40分
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12213-1515053/
燃料気化爆弾(ねんりょうきかばくだん、Fuel-Air Explosive, FAEまたはFAX)は、爆弾の一種である。なお国内では単に気化爆弾とも呼ばれる。 開発当初からアメリカ陸軍では同呼称(FAE)が使われてきたが、燃料でなく専用爆薬を用いるなどの語義変化もあり、サーモバリック爆弾 8キロバイト (1,287 語) - 2022年3月8日 (火) 18:32 |